侯爵令嬢であるアナスタシアは幼い頃からの婚約者であるテオドール・アルストロメリア公爵令息を心から愛していたが、愛故に近づく女どもを牽制したり、時には酷い目に遭わせたりしていた。金に物を言わせ、自分の美を磨く日々の中、「アナスタシア・オーキッ
ド侯爵令嬢。君との婚約は破棄する」突然の婚約破棄を言い渡されてしまった。両親は激怒し、アナスタシアは領地へと送られ幽閉のような生活を送ることとなる。そんなアナスタシアの心の傷を癒してくれたのは領地で偶然出会った、オルフェオという青年だった。オルフェオと逢瀬を繰り返していくうち、少しだけテオドールに似ているオルフェオに、元婚約者への失った恋心を重ねていくようになり、求婚を受け入れたが、両親に反対されてしまう。「僕の国では婚約には両親の許可は必要ないんだ。花嫁の家からの持参金さえあれば、すぐにでも結婚できるよ」とオルフェオに言われるがまま、自分の財産全てをはたいて、怪しい高利貸しに借金までして多額の持参金を用意したが、オルフェオは持参金を持ったまま姿を消してしまい、結婚詐欺だったことがわかり!?借金返済のために娼館へ売られたアナスタシアの最初の客は、かつて愛した元婚約者のテオドールで!?生真面目元婚約者×どん底令嬢の恋物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 16:01:18
22544文字
会話率:45%
見た目も中身も平均値な公爵令息レニオールは、完璧王太子アーネストの婚約者。
幼少期から地味顔だの出来損ないだの散々暴言を吐かれ、辟易していたが、アーネストが学園入園後に現れた男爵令息マリクにすっかり心を奪われてしまったことに希望を見出す。
(こんなやつ、熨斗付けてくれてやる!コイツと縁が切れるなら願ったり叶ったりだ!)
自ら婚約破棄する原因を作ってやろうとマリクに嫌がらせを繰り返した結果、遂にアーネストが俺を断罪する日がやってきた!――――と、思っていたのに。
「レニたん!!」
公衆の面前で絶叫したアーネストは、マリクを放り出していきなり俺を溺愛してきて……。
いや、レニたんとか一度も呼ばれたことねぇし!?!?!?
※アルファポリスでは本編完結済みで、番外編更新中です。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/679076477/433624906折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-19 18:00:00
108673文字
会話率:34%
題名のままです。卒業パーティーで王太子に婚約破棄された公爵令息の話。
誰も幸せにも不幸せにもなっていないような話です。男性妊娠可能な世界ですが、妊娠してません。
ボーイズラブなのでR18になっていますが、キスもしていません。
設定は雰囲気な
ので、細かいことはスルーしてください。誤字脱字もすぐに直せるかわからないので、スルーしていただけると助かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-24 13:51:32
4119文字
会話率:16%
周辺国より魔力もちが少ない国で起きた、まるで乙女ゲームのような事態。
ヒロインが相手を選んだ後に起きた出来事。
王子は婚約破棄された公爵令嬢は捨て置き、ライバルでもあった公爵令息を正妃に求めた。
最終更新:2019-01-02 21:37:26
3824文字
会話率:12%